今回のポルシェ930は外装の一点を除き完全なルーフ仕様。機関は調子が良いから、外装を綺麗にして大事に乗り続けるとのこと。

なので、最初は割と簡単に終わらせるつもりで全塗装に入庫されました。

ところがこれくらいの年式のポルシェはなにか抱えている場合が多いです。

左のクォーターに事故暦があり板金したときにつけたパテが密着不良を起こしていました。こんかいはそれを防ぐために、鋼板面にまずエポキシプライマーを塗ります。そしてさらにサフェーサーを塗った上でパテを付けるという工程です。通常ここまで手間をかけることは少ないですが、古い車を手がけることの多いジャンクが塗料メーカーにも相談し選んだ方法です。国産の車ではここまでやることはありませんが930以降のポルシェには必須と考えています。ただこれで完璧と言うことではなく、今考えられる最良の方法と言うことです。

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パテの整形が終わって車体全体にサフェーサーが入りました。ボンネットは剥離剤を使って剥離をしています。

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車体と同じ工程でサフェーサーまで入れます

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ちなみに今回はダブルクリア仕様です。通常のクリアコートをした後、加熱して硬化させた後に研ぎを入れ、もう一度クリヤを塗装しています。右の写真ではマスキングに色が付いていないのでダブルクリヤ後だということがわかります。クリヤはセルフリストアリングクリアを使用しています。

同色の塗装でしたが、ドア内も塗装しています。

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納車時の写真です。

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